よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(29)
2018年01月19日
      気・血・津液と臓腑経絡

 臓腑経絡

 西洋医学はさまざまな機能を有する“部分”が集合することによって、一つの生命体を生命たらしめている、という考え方であるのに対し、東洋医学はまるごと一つとしての身体のうちに必要な機能や組織が存在する、という考え方です。

まるごと一つの身体のうちに、五臓という典型的な五行の働きを見出して身体全体の機能や組織を規定してゆく、という考え方なのです。そして五臓六腑を幹とし、経絡を枝葉として、両者は一体のものとして相互に影響を与え合っています。

 五臓には、肝、心、脾、肺、腎があり、六腑でできた栄養物質を貯蔵するところであり、六腑には、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦があり、飲食物を運搬し、その運行中に消化吸収を行い、体内に必要となる清らかなものを残し、不要なものを二便(大便・小便)として排泄するために、清濁の選別をします。三焦は消化吸収、排泄の全ての機能に関係しています。

他に、奇恒の腑として、脳、髄、骨、脈、胆、女子胞(子宮)がありますが、詳細は割愛します。ここでは並列的に表記しましたが、あくまでも五臓が中心です。

 経絡は気血を運行させる通路であり、経脈と絡脈の総称です。

 経絡は十二経脈が主で、他には十二経別、十二経筋、十二皮部が含まれます。

これらは決して、西洋医学にいう血管や神経という概念とは一致するものではありません。あくまでも“狭義の気(営気)”が順行するルートであり、経筋はその気によって支配される筋肉系統、とご理解ください。

また経穴(ツボ)の多くは十二経脈に所属しており、鍼や灸を行う、ということはその経穴を通じて、経絡を調整し、その結果五臓六腑・気血のアンバランスを治す非常にすぐれた方法論といえましょう。
よもやま話 ] 

ご予約・お問い合わせ TEL.06-4709-7400 診察時間 月曜日・火曜日9:30〜11:00/16:30〜19:00 水曜日・金曜日9:00〜12:00/13:00〜16:00

お知らせ