よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(30)
2018年01月26日
 五蔵(1)

 東洋医学における五臓について簡単に説明しておきます。

 心(しん)

 「心(の臓)」は五行では「火(か)」に属します。血液の運行を推進する機能を持つとともに、精神活動を概括しています。つまり、西洋医学でいえば脳の働きに関係する部分も「心(の臓)」の働きとしてとらえています。

 東洋医学的は「ココロ」とは脳ではなく、心の臓、すなわち胸の中にあると本当に考えています。脳はあえていうならば「データを蓄積し、分析するコンピュータのようなもの」と考えればよいでしょう。

 肝(かん)

 肝は五行では「木(もく)」に属します。その主な働きは「疏泄(そせつ)」機能と呼ばれるものにあり、西洋医学の考え方と大きく異なります。疏泄とは、気の流れをのびのびと行き渡らせる働きがあるということです。それにより、血液の流れと津液(しんえき)の代謝を促進します。

 肝の疏泄機能は、脾胃の消化に対し協力と援助の働きをしています。もし肝の疏泄機能に異常が起こると脾胃の消化機能に影響し気の運動が不調となります。また情志の異常な変化が生じて、主に抑うつと興奮の形で現れてきます。

肝気が抑うつすると、気分が悪くなり、しばしば愁(うれ)いよく塞ぎます。肝気が興奮するとイライラし容易に怒りだします。

 肝は蔵血の機能も有しています。

(次回に続く)


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