よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(66)
2018年12月14日
 肩こりを通して自分を知る 〜心身一如〜 (4)

 自然界と調和するということは、人間の心(ココロ)も自然界と調和するということです。自然界に調和した心の状態とは、『素問・上古天真論』に「恬淡虚無(てんたんきょむ)」と書かれているように、心安らかでとらわれのない心の状態と考えればいいでしょう。

 現在の仕事の内容や自分の置かれている立場に関して不満を持っている人。仕事上の人間関係で悩みや不満を抱えている人。学校や家族の中での人間関係に悩みを抱えている人。自分の過去のつらい体験を引きずってそこから離れられない人。

 まだまだ例はありますが、特にこのような人たちが多く見受けられます。その程度も、軽いものから本当に根深いものまで実にさまざまです。「そんな簡単には解決しないよ。」と思われてる人も多いものです。

 こういった時こそ、発想の転換をしてみませんか。自分が見ている世界、感じている世界を、即そのまま全て正しいものと断定するのではなく、その実感に疑問を持ってみることです。

自分が感じていることに疑問を持ち発想を変えて考えてみると、いかに自分本位に物事を見ていたかがわかります。私もこういうやり方で、過去に数えきれないほどの反省を繰り返してきております。反省だらけの人生といってもいいでしょう。

 いろいろな角度から物事を見てとらえましょう。ここで太極陰陽の話を思い出してみてください。物事を見る角度や切り口によって、陰と陽は変わります。この世のすべての事象は相対的なものであり、絶対的なものはないのです。行き詰ったときは、自分の思いや考えを疑ってみてください。

私もそうでしたが、年齢を重ねるにつれて価値観が変化すれば、以前はこだわっていたことや重要に思えたことが、今となっては別にどうでもいいことであったりします。悩みについても、同様にあてはまることが多いと思います。もちろん、どうにもならない悩みもあるでしょうが、時間が解決してくれるものもあると思って気持ちを切り替えることも必要でしょう。

 (次回に続く)
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