よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(67) 最終回
2018年12月31日
 肩こりを通して自分を知る 〜心身一如〜 (5)

 また、この自然界の中で生かされていることへの感謝の気持ち、他人への感謝の気持ちも忘れないようにしたいものです。

 稲盛和夫氏はその著書『生きる 人間として一番大切なこと』の中で、人生をつかさどる見えざる大きな力が二つあるとして、「運命」と「因果応報の法則(=因果律)」を挙げています。

因果応報とは、よいことをすればよい結果が生じ、悪いことをすれば悪い結果が生まれる。善因は善果を生み、悪因は悪果を生むという、原因と結果をまっすぐに結びつける単純明快な掟(おきて)のことです。

大事なのは、因果応報の法則の方が運命よりも若干強いということであり、したがって、善きことを思い、善きことを行うことによって、運命の流れを善き方向に変えることができる。人間は運命に支配される一方で、自らの善思善行によって、運命を変えていける存在でもある。

そしてこの考えは著者が勝手に考えたことではなく、安岡正篤氏が中国の古典『陰隲録(いんしつろく)』をひもとかれた著作を通じて学んだことだと述べています。

 このような考えを、科学的に証明できないからと否定するのではなく、大変示唆に富んだ考えだととらえれば、私たちの心にいい影響を与えるでしょう。

 以上、東洋医学の根底に流れる太極陰陽の考えを中心として、あなたご自身の心の整理、心の掃除をするためのヒントになると思えるものを紹介させていただきました。肩こりという身体からのメッセージが気づかせてくれたもの、それを大切にして肩のこらない生き方をしていきましょう。


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