よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(42)
2018年04月20日
 東洋医学における診断と治療(弁証論治)(2)

 四診が済めば、次は弁証です。

 弁証とは、証を弁(わきま)えること。

 主な弁証方法として、八綱弁証(表裏寒熱虚実陰陽)、気血津液弁証、臓腑経絡弁証などが主となります。

 また、風邪やウィルス感染症などに対しては、外感熱病弁証(六淫の外邪、疫癘(えきれい)の邪を感受することによって起きる熱病に対する弁証)として、六経弁証、衛気営血弁証があります。

 以上の各弁証を総合して、各患者さんごとの「証」を決定していきます。それと同時に、各弁証内容と問診情報を照らし合わせて、その人の病因(病の発生原因)と病機(疾病の発展変化のしくみ)を考えます。この証と病因病機から治療方針を決定していくのです。この過程をまとめて、弁証論治(べんしょうろんち)(=証を弁えて治を論ずる)といいます。

 以上が、東洋医学における診断から治療までに流れになります。イメージは伝わりましたでしょうか。要するに医師側の五感を働かせて情報収集(四診)を行い、得られた情報に基づいて必要なモノサシでそれらを評価し(各種の弁証)、その評価に対して適切な対処法を模索・決定する(論治)、ということです。
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